人と組織のその先に

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ストレスの原因その2

 職場の人間関係がストレス原因第一位と昨日書きました。その出典はこちらのレポートです。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000060315.pdf

 

その抜粋がこちらです(1人3つまでの複数回答)。

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平成19年に職場の人間関係を原因とする回答は38.4%でした。ところが、5年後の平成24年には41.3%となりました。

ストレスチェックはいわば、関係改善もしくは職場改善が備わっていなければ、本来の改善につながらない、ということがお分かりいただけると思います。

#ストレス #ストレスチェック

ストレスの原因

厚労省の統計だと、仕事上のストレス原因の約4割は職場の人間関係。ついで仕事の質、仕事の量と続きます。

今巷で議論されている「働き方改革」。ストレス原因の一位に対策をせず、主に仕事の量にフォーカスされています。

自分達でやるしかない、ということですね。

 

ストレスチェックの功罪

自分の会社ではストレスチェックを事業として実施しています。

高ストレス社会と呼ばれて久しく、患者数もどんどん増えていると報道されています。 精神疾患に対する知識と理解を深めないと、人材は集まらない世の中でもあります。そんな中で、ストレスチェックシステムを提供する側の立場として、いくつか感じたことを書いてみたいと思います。

1.目的の重要性
 ストレスチェックは、精神疾患にかかっている人を見つけ出すものではありません。職場環境改善こそが重要な目的です。なので、受検する会社や組織の概況がちゃんと把握できないと、目的に外れることになります。

2.職場の可視化
 職場全体のストレス状況などを、数値化あるいは可視化した取り組みを初めて実施したお客様が大半でした。職場は数値化できる、ことに気付かれたお客様からは、「もっと知りたい」というご要望を頂いています。

3.工夫の余地
 ストレスチェックはコストではありません、人に対する投資です。なので、安価なストレスチェックはそれなりのアウトプットとなります。

 ストレスチェックは、色々な工夫により「人への投資」として位置づけることが大切です。ある外食チェーンでは、アルバイトの募集要項に「ストレスチェック実施」と記載して応募者を増やしたり、勉強会や小集団活動を通して理解を深めたりしています。

 

せっかくの制度です。活用と工夫を是非お願いします。

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 #働き方改革 #組織診断 #可視化 #数値化 #経営資源 #ストレスチェック