人と組織のその先に

人事・組織コンサルティングとITのマッチアップについて、日々感じたままに更新します

助成金緩和についてのコメント

50人未満の事業所のストレスチェックへの助成金が使いやすくなりました。
助成金そのものではなく、50人という縛りについて違和感ありませんか?

今や日本にある事業所の大半が50人未満です。

平成26年の総務省調査では、577万9000事業所が日本国内にあります。

ここに勤める人は実に、3432万人。5742万人の従業者のうち、59.7%にあたります。

約6割の人がストレスチェックの受検義務から外れています。

1事業所の人数が少ないほど、メンタルに対する備えは重要。1人休むと代替が利きにくいためです。そのうち、「メンタル倒産」という言葉も生まれるかもしれません。

助成金、どうぞご活用ください。

心に届く話し方

昨日、こちらのセミナーに行ってきました。

www.diamond.co.jp

直接ご講演いただける機会でしたので、取るものもとりあえず、食事もそこそこに聞いてきました。

目から鱗が何枚も落ちました。紅白歌合戦の司会の裏話や衝撃(笑劇)映像もご披露いただき、あっという間の1時間7分でした。

コミュニケーションは難しいとこのブログにも書きましたが、それだけに「武器」にしたいと思っていました。そのヒントと実例があった、雨はまだ降っていましたが、充実した帰路でした。

ありがとうございました!

 

人事は統計?

人事関係の業務をしていると、「数字」を取り扱うことが多いことに気付きます。

賃上げ率、資格ごとの偏差、年齢分布等...

「統計」とか「ビッグデータ」とか大げさなことをいうつもりは有りませんが、その数字を眺めていると、組織や会社を客観視するようになります。

その客観視こそ人事に求められているものではないかと...この歳で確信しました。

人と組織って奥が深いです。関われば関わるほどブラックホール。。。

(この写真は関係ありません)

f:id:miuratoshiyuki1962:20171017060334j:plain

データ分析の大切さ

お客様と接していると「勘」「経験」という言葉をよく耳にします。
そのいずれもは、実体験に基づく「経営者なりに蓄積したデータ」によるものであることが大半です。
つまり、日本の経営者の多くは、「データ」を自分なりの視点で「分析」し、成果を収めているといえます。日本の経営者が経験値を重要視することと一致しています。

gendai.ismedia.jp

この「経験値」をデータ化し、分析するのがデータ・サイエンティストのこれからの大きな仕事の一つと思っています。

経営者の多くは「データ」を持っているものの「分析」があまり得意ではなく、「活用」に入ってしまう傾向があるためです。

データから活用に一足飛びに進もうとする気持ちはよくわかりますが。。。