人と組織のその先に

人事・組織コンサルティングとITのマッチアップについて、日々感じたままに更新します

就職、就社、就業

会社を辞める、いつかは誰もが会社を辞めます。辞めるには目的があります。新しい仕事、新しい土地、実家の事業承継、結婚、出産…

新しい仕事に就くにせよ、休暇を取るにせよ、究極のワークライフバランスが退職、かもしれません。

とかく一つの企業に縛られがち、と言われる日本社会ですが、企業に就職する以上当然のことと自分は思います。では、会社に入社することと仕事をすることは同じ意味なのでしょうか。以前関わったシアトルのシステム開発会社では、応募してくる人の多くは、どういう会社かという以前に自身の仕事内容が最大の関心事。つまり、一人ひとりは自分の仕事に対する明確なビジョンがあって、その仕事をする場所を探しているだけだと感じたことがあります。

結果として長く勤める、短く終わる、それは様々でした。勤続の短い人が冷遇される風潮がある日本、その風潮は企業=仕事という風土がもたらすものなのでしょうか。

どこの会社で働くか、というかつて主流だった考え方は、何をするか、に変わっていくのではないでしょうか。