人と組織のその先に

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働き方の未来2035 その3

2035年。自分は、、、73歳。と考えると、自分には関係のない世界のように思えてしまう。でもその時期にはこの報告書にあるうち、いくつかは実現しているはず。

では今から20年前の1995年。自分は新潟県の長岡市にある工場の総務課にいた。

「働き方の未来2035」にはこんなくだりがある。

20 年後を展望する前に、20 年前を振り返る。1996 年は前年に発表された Windows95 ブームで湧いた日本だったが、世界は一気にインターネット時代への 大きな変革の幕開けとなった。 1995 年設立の Amazon は本のインターネット販売からスタートし、総合 EC (electronic commerce 電子商取引)サービスはもちろんのこと、今やクラウド サービスを提供する世界トップクラスの IT テクノロジーカンパニーになってい る。2000 年代には IT バブル、ネットバブルを超えて出現した Google や iPhone が全世界の人々のライフスタイルに画期的な変革をもたらし、異次元の破壊的 イノベーションにより既存企業のビジネスに大打撃を与えた。

当時、総務課には共用PCが2台程度。ネットワークにつないで使うなんて誰も想像しなかった。アナログのモデムが9600bps。あれから20年。そしてこれから20年。時代も仕事の内容も何もかもが大きく変わる。

1995年からさらに20年前の1975年。神奈川県の最低賃金は時給224円。昭和49年に比べて32%ものアップがあった年。

20年後はすぐそこに。そして2015年に7600万人だった生産年齢人口は2035年に6340万人になる予測。正社員至上主義はもう終わっているはずなのに。

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