人と組織のその先に

人事・組織コンサルティングとITのマッチアップについて、日々感じたままに更新します

合掌

8月にとてもお世話になった弁護士の先生がお亡くなりになりました。
昨日は、先生が主宰していた素人劇団(でも、演出はプロの先生)の「送る会」でした。

総勢11人。昔話あり、ビデオあり、泣き笑いというより笑いの渦の時間でした。

この先生がいなければ、自分は社会人になれなかったのではないか、と思っています。それなりに人生は送っていたのでしょうけど、この先生の影響はとても大きなものがありました。

夜間大学進学のために上京し、働き口を探していた時に自分を採用してくれた先生でした。その事務所は今、日本でも3本の指に入る大きな事務所になっています。そこでの4年間は、自分に「一流の働き方」が何であるかを教えてくれました。あの時の「一流」は、50歳の半ばに差し掛かった今も自分の目標です。

卒業後就職、9年間を人事、5年間を法務で過ごしたけど、法律事務所での経験は多分自分にとってのベースなんだと思います。その原点となる先生でした。

仕事は一流でした、周りを巻き込む(たらし込む)ことも一流、そして何より慕われていました。思い出される先生の顔は、いつもやんちゃな笑顔です。訴訟相手方をも味方につける、そんな人でした。

2016年3月に学士会館での上演が最後の劇となりました。

ありがとうございました

合掌