人と組織のその先に

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生産性改革vs働き方改革

「働き方改革」がいきなり叫ばれはじめたのは2016年ころではなかったでしょうか。

事の経緯はともかく、くすぶっていた少子高齢化とそれに伴う労働力不足が、この頃から一気に露出し始めた感もあります。

「自分の働き方を何故みんなで決めるのだ?」「今でさえ残業時間をコントロールできないのに、これ以上管理されるということか?」そんな意見を持つ人も少なくないはず。

Slackに代表される生産性向上ツールが台頭してきているのは、働き方改革を労働時間短縮のみに焦点を当ててきたこれまでの取り組みに対するアンチテーゼの一つだと考えます。

「働き方改革」には「生産性改革」も含まれている、という意見もあります。であれば、最初から生産性改革と銘打つことで本質をより正確にアピールできるはずです。

時給、日給、月給という時間労働の概念を捨て去らないと、生産性は向上しません。絶対に。

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